タクソノミー 【taxonomy】

概要

タクソノミー(taxonomy)とは、分類、分類学、分類法などの意味を持つ英単語。原義は生物学における生物の分類法、分類学のこと。ITの分野では、様々な情報データなどの分類の仕方を、分類項目と分類基準などを列挙して定義したものを意味することが多い。

特に、生物や図書の分類のように、少数の大分類から階層的に小分類に分岐していく樹状の構造を用いて分類することを指す場合が多い。コンテンツ管理システムCMS)などでWebページなどを木構造カテゴリー分けしていく機能をタクソノミーということが多い。

タクソノミーから派生した用語で、Web上で公開されている情報などについて、インターネットを通じて様々な利用者が分類を表す短い文字列タグ)を付与していく方式を「フォークソノミー」(folksonomy)という。“folks” (人々)と “taxonomy” の合成語である。

(2020.5.6更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる