インタースティシャル広告 【interstitial advertising】

概要

インタースティシャル広告(interstitial advertising)とは、Webサイトやスマートフォンアプリなどで用いられる広告手法の一つで、画面やページの切り替え・遷移時に挿入される広告広告をページの要素の一部としてではなく、全画面あるいはほぼ画面全体を覆うポップアップウィンドウなどとして表示する。

利用者が別のページや画面への移動を指示した際に、次のページヘ移る前に表示されるもので、利用者の操作や一定時間の経過などにより消滅し、本来の遷移先のページが表示される。同じサイト内・アプリ内の画面遷移で表示される設定になっている場合と、Webサイトで、検索エンジンなどから特定のページへ閲覧者が訪れると、本来のページの前に自動的にインタースティシャル広告が表示される場合がある。

プレスティシャル広告 (prestitial ads)

あるWebページを開いた瞬間に、ページを覆い隠すように表示されるインタースティシャル広告をプレスティシャル広告ということがある。“interstitial” に「前の」を表す接頭辞 “pre-” を組み合わせた造語。

閲覧者が広告を閉じる操作をうか、数秒のカウントダウンが終わると広告は消滅し、隠れていたページ本体が表示される。

ポスティシャル広告 (postitial ads)

閲覧者があるWebページリンククリックあるいはタップし、別のページへ遷移する瞬間に表示されるインタースティシャル広告をポスティシャル広告ということがある。“interstitial” に「後の」を表す接頭辞 “post-” を組み合わせた造語。

閲覧者が広告を閉じる操作をうか、数秒のカウントダウンが終わると広告は消滅し、リンク先のページへ表示が遷移する。

(2018.3.5更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる