キーストローク 【keystroke】
キーはある種のスイッチになっており、上面(キートップ)を指などで押し込んでいくと、ある深さで底に到達し「オン」の状態になる。そのキーが押されたことが電気信号としてコンピュータ本体に伝えられ、キートップに記載された文字の入力など、キーに応じt操作が行われる。
指を離すなどしてキーを押し込むのをやめると、カバーの内側に内蔵されたバネのような仕組みやゴム状の部品などの復元力で自然に元の高さに戻り、スイッチとしては「オフ」の状態になる。
キーを底まで押し込んだ時に上面が沈む深さのことをキーストロークということもある。押していない時の高さと、最後まで深く押し切った時の高さの差で、一般的なデスクトップパソコン用のキーボード製品では2~4mm程度のものが多く、ノートパソコンのキーボードでは1mm台の浅いものが多い。
キーストロークが浅すぎると打鍵感が損なわれ、深すぎると打鍵に時間がかかり入力速度が落ちる。どのくらいの深さが最も打ちやすいかは人によって好みが分かれるため、デスクトップ用キーボードでは様々なキーストロークの機種が販売されている。
(2023.2.7更新)