ファイラー 【filer】 ファイルマネージャ / file manager

概要

ファイラー（filer）とは、コンピュータのストレージ(外部記憶装置)内部のファイルやディレクトリ(フォルダ)の管理を行うためのソフトウェア。ファイルやフォルダの一覧や作成、複製、移動、削除、設定変更などを行うことができる。

ハードディスクやSSD、内蔵フラッシュメモリ、光学ドライブ、USBメモリ、メモリーカード、仮想ドライブなど、そのコンピュータで現在利用できる記憶装置が一覧表示され、それぞれのファイルシステム内部に保管されているファイルやフォルダを階層構造で表示したり、名称や属性などの詳細を表示することができる。

ファイルやフォルダの新規作成や削除（あるいはゴミ箱へ移動）、名称や属性の編集などが可能なほか、複数の対象をまとめて指定の場所へ複製・移動することができる。システムによってはドライブのフォーマットやデフラグ、圧縮や暗号化の設定など高度な操作にも対応する。

オペレーティングシステム（OS）によってはWindowsにおけるWindowsエクスプローラー（Explorer）やmacOSにおけるFinder（ファインダー）のように、OSの機能として標準のファイラーが内蔵されている場合もある。

(2019.9.18更新)

他の辞典による解説 （外部サイト）

この記事の著者 ： (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる