純広告 【pure advertisement】 純広

概要

純広告(pure advertisement)とは、広告の形態の一つで、広告主が媒体の広告枠を買い取り、広告主側(広告主および代理店や制作会社など)で制作された広告を掲載するもの。「純」の意味合いがマス広告ネット広告で微妙に異なる。

マス媒体広告の場合

テレビやラジオ、新聞、雑誌などのマスメディア媒体とする広告では、広告内容(クリエイティブ)を広告主側で制作し、媒体側は掲載・放送枠を販売するのみであるような広告形態のことを純広告と呼ぶことが多い。媒体側が広告料を原資に制作まで請け負う「記事広告」(PR記事)や「タイアップ広告」などと対比される。

ネット広告の場合

ネット広告の場合、広告主側が掲載・配信枠を媒体社から直接買い付けた広告を純広告ということが多い。媒体側の代理店が複数の媒体を束ねて全体として一つの枠として販売する「ネットワーク広告」(アドネットワーク)などと対比される。

ネットワーク広告には成果報酬(アフィリエイト)制やクリック課金CPC課金)制が多く、純広告はインプレッション課金CPM課金)制が多いことから、(成果報酬やクリック課金に対して)インプレッション課金制の広告メニューのことを純広告という場合もある。

(2020.2.5更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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