読み方 : ダブリューゲットコマンド
wgetコマンド【GNU Wget】
概要

基本的な構文は「wget 取得するURL」で、URLで指定した内容をダウンロードしてファイルとして保存する。オプションで保存先のディレクトリやファイル名を指定することもできる。バックグラウンドモードを指定することで、シェルで他の作業をしながら背景でダウンロードを実行させることができる。
通信が途中で切断された場合でも、再度実行することで中断した箇所からダウンロードを再開する「レジューム」機能があり、不安定なネットワーク環境で大容量のファイルや多数のファイルをダウンロードする際にも、中断後にすべて最初からやり直すことなく効率的に作業を進められる。
単一ファイルの取得だけでなく、再帰的にリンクをたどってWebサイト全体を保存することもできる。プロキシ経由の通信やHTTPSによる暗号化通信にも対応している。スクリプトと組み合わせることで、定期的なデータ取得やソフトウェアの自動更新処理などを実装できる。
初版は1996年に発表され、GNUプロジェクトを主催するFSF(Free Software Foundation)がGPLに基づいてオープンソースとして配布している。著名なLinuxディストリビューションに同梱されて標準的なコマンドラインツールの一つとして広く普及しており、他のソフトウェアの一部として組み込まれてHTTPファイル取得機能として利用されることも多い。