読み方 : サーコマンド / エスエーアールコマンド
sarコマンド【system activity reporter】
概要

sarコマンドでは、CPU使用率やロードアベレージ(負荷)、メモリ使用量、スワップ領域の利用状況、ディスクの読み書き回数や転送量、ネットワークインタフェースごとの送受信データ量など、様々な項目を指定して表示できる。オプションにより対象項目や表示間隔、表示回数を細かく設定でき、短時間の挙動確認から長期的な傾向分析まで幅広く利用される。
sysstatパッケージの一部であり、バックグラウンドで動作する収集プログラムが一定間隔で記録した各種の統計情報を表示する。記録を有効にした時点から日次でバイナリファイルにデータが収集されるため、管理者は現在のリアルタイムの負荷状況だけでなく、過去の利用状況の推移も確認できる。
特定の日付を指定して当日のCPU負荷の推移を確認するといった調査を行うこともでき、障害発生時に当該時刻前後のリソース状況を事後分析することができる。標準の出力データはスペース区切りのテキスト形式だが、タブ区切り(TSV)やJSON、XMLなどを指定することもでき、他の解析ツールなどで集計したり可視化することもできる。