lmao【laughing my ass off】
lmaoとは?

語源に含まれる “ass”(お尻)は俗語で、直訳すれば「お尻が取れるほど笑う」という誇張した表現である。物理的な意味ではなく、椅子から転げ落ちるような激しい笑いを示したものとされる。同じく笑いを表す略語 “lol”(laugh out loud)よりも感情の度合いが強く、日本語の「爆笑」に近いニュアンスとされる。卑俗な語を含み “lol” よりも砕けた品のない表現である。
1990年代の英語圏における電子掲示板(BBS)やチャットの略語文化の中から生まれ、入力の手間を省きながら強い感情を伝える手段として定着した。その後、SMSやSNSの普及とともに広まり、現在では英語圏を中心にカジュアルなやり取りで日常的に見られる表現となっている。
表記は小文字の「lmao」が一般的だが、「LMAO」と大文字することで笑いをさらに強調する場合がある。日本語で「w」を「www」と伸ばして強調するように、「lmaooo」のように末尾の母音を重ねて笑いの度合いを視覚的に演出する例も見られる。派生形として “laughing my fucking ass off” を略した「lmfao」も存在し、より強い感情を示す場面で用いられる。類似表現には “rofl”(rolling on the floor laughing:笑い転げる)があり、笑いの程度に応じて使い分けられる。
チャットやメッセンジャーのような文字によるコミュニケーションで使われる表現であり、実際の会話で使うことは稀だが、近年ではネット文化の浸透により、親しい間柄の砕けた会話の中で「エルエムエーオー」のようにアルファベットをそのまま、あるいは「ルーマオ」と単語のように発音する場合もあるとされる。
純粋に何かが非常に面白いと感じたときに単独で用いる場合のほか、自分の失敗を自嘲的に語る文末に添えてトーンを和らげる用途にも使われる。必ずしも実際に大笑いしていることを意味するわけではなく、気軽さや呆れ混じりの笑いを添える記号的な役割を担うこともある。ビジネスや公的な場での使用は不適切とされ、親しい間柄やカジュアルなオンラインコミュニティに限った表現である。