読み方 : ウィンドウズエル

Windows+L【Win+L】

概要

Windows+LとはキーボードWindowsロゴキーと「L」を同時に押すショートカットキー操作。Windowsで現在の利用者のセッションをロックすることができる。実行中のアプリケーションやファイルを維持したまま画面がロックされ、サインイン画面へ切り替わる。
Windows+Lのイメージ画像

Windowsの操作中にWindows+Lを押すと、デスクトップ画面がロック画面に切り替わる。開いているアプリケーションや作業中のファイルはそのまま維持され、認証が完了すると直前の状態から作業を再開できる。

ロック中は、パスワードPINコード顔認証指紋認証など、その端末で事前に設定された認証方法で本人確認を行うまで、デスクトップへは戻れない。一定時間操作がない場合に現れるロック画面を即座に呼び出すショートカットキーである。

Windows+Lによるロックは、サインアウトや電源オフ、スリープとは異なる操作である。サインアウトでは実行中のアプリケーションが終了し、保存していない内容が失われることがある。スリープはシステム全体の動作を停止させるが、ロックはパソコンの動作を継続させたまま画面だけを保護する。バックグラウンドで実行中の処理や通信は通常通り続けられる。

主な用途は、席を離れる際の情報漏洩や不正な操作への対策である。オフィスや公共の場所では、操作可能な状態でパソコンを放置すると、第三者による機密情報の閲覧や本人の権限による操作といったリスクが生じる。画面をロックすることで、第三者が端末に触れても操作できない状態にできる。企業や官公庁では、離席時のロック(クリアスクリーン)を情報セキュリティポリシーで義務付けていることも多い。

複数の利用者で一台のパソコンを共有している環境では、現在のセッションを維持したまま別の利用者がサインインするための画面を表示させる手段としても使われる。この場合、元の利用者のセッションバックグラウンドで保持され、再認証後に直前の操作状態から復帰できる。

(2026.7.10更新)
 
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。