読み方 : ウィンゲット

WinGet

概要

WinGetとは、Windows環境でソフトウェアの検索、導入、更新、削除をコマンド操作で行うためのパッケージ管理ツール。米マイクロソフト(Microsoft)が公式に提供する仕組みである。
WinGetのイメージ画像

パッケージマネージャとは、ソフトウェアのインストールや管理を効率化、自動化する仕組みのことで、LinuxやmacOSでは以前から広く使われてきた。Windowsには公式の管理ツールが長らく存在しなかったが、2020年にWinGetが発表され、2021年のWindows 11リリース以降は標準搭載されるようになった。

PowerShellコマンドプロンプトを開き、「winget install <アプリ名≧」のように入力するだけでよい。インストール先のフォルダ選択やライセンスへの同意といった手順の多くが自動化されるため、通常のGUI操作よりも手間が少ない。複数のアプリをまとめてインストールすることも可能で、新しいパソコンのセットアップなどで特に効果を発揮する。

パッケージを検索する標準のリポジトリは2つあり、一つは同社が運営する「Microsoft Store」(msstore)で、主に同社が提供するパッケージが収録されている。もう一つはGitHub上で開発者コミュニティによって運営される「Windows Package Manager Community Repository」(winget)で、サードパーティ開発者による様々なパッケージが収録されている。

なお、「winget upgrade --all」コマンドを実行すると、インストール済みのすべての対応アプリを一括で最新バージョンに更新できる。これにより、個々のアプリの更新通知に煩わされることなく、システム全体を効率よく最新の状態に保てる。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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