Web会議 【Web conferencing】 ウェブ会議

概要

Web会議(Web conferencing)とは、Webブラウザで利用できるアプリケーションおよびネットサービスの一種で、離れた場所にいる人同士が資料やデータを共有して共同作業を行ったり、音声や動画をリアルタイムに交換して会議を開くことができるもの。

それぞれ離れた別の場所にいる人たちの間で文書などのファイルやソフトウェアの操作画面を共有し、共同で資料の編集などを進めることができる。カメラやマイクのあるコンピュータを使えば簡易なテレビ会議/ビデオ会議を開催することができる。

専用のテレビ会議システムなどに比べ音声や動画の品質では劣るが、専用の部屋や機材、回線が不要なため低コストで導入できる。WebブラウザHTTPなどWeb関連のソフトウェアや技術の組み合わせで構築されているため導入や運用も容易である。パソコンやスマートフォンタブレット端末など様々な端末に対応している製品も多い。

著名な製品およびサービスとしては、米ズーム・ビデオコミュニケーションズ(Zoom Video Communications)社の「Zoom Meetings」、米マイクロソフト(Microsoft)社の「Microsoft Teams」および「Skype for Business」、米シスコシステムズ(Cisco Systems)社の「Cisco Webex」、米グーグル(Google)社の「Google Meet」(旧Hangouts Meet)などがある。

(2020.4.23更新)

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