ToDoリスト【to-do list】
ToDoリストとは?

日常的に付けるメモの一種で、頭の中にある予定や課題を箇条書きで書き出したものである。記憶だけで管理していると作業の抜けや重複が起きやすいが、言語化してリストに記録しておけば確認が容易になる。大きな目標を細かな作業単位に分解して登録すると、何から手を付ければよいかが明確になり、行動に移しやすくなる効果もある。
記録する媒体は紙のノートや手帳といったアナログなものから、スマートフォンやパソコンの専用アプリまで様々である。紙は書いたり消したりする際の実感が得られやすい。デジタルツールは並べ替えや検索が容易で、期限通知やカレンダーとの連携、複数人での共有といった機能を備えるものが多い。オペレーティングシステム(OS)の標準機能として搭載されているものもある。
正式な書式の規則などはないが、日常のメモ書きの場合はタスク名や内容のみを手早く書き留め、仕事のタスク管理などで行う場合はこれに加えて完了状態や期限を書き入れることが多い。作業が完了したら項目にチェックを付けるか完了済みに分類し、進捗を視覚的に把握できるようにする。高機能なツールでは、優先度の設定、サブタスクへの分解、担当者の割り当て、タグによる分類なども可能で、チームで共有するプロジェクト管理ツールと重なる用途にも使われる。
ソフトウェア開発の現場では、不具合の修正や未実装の機能をToDoリストとして登録し、進捗を管理する「イシュートラッカー」(issue tracker)が広く使われている。また、ソースコード中に「// TODO: ここを修正する」といったコメントを残す慣習もあり、コードエディタや統合開発環境(IDE)がそれを自動的に一覧表示する機能を持つ場合もある。
運用上の注意点として、項目を詰め込みすぎると消化しきれない作業が積み上がり、精神的な圧迫感を生む原因になる。継続的な活用し続けるには、自身の処理能力に合わせて分量を調整し、一日の始まりや終わりに内容を見直して不要な項目を削除する整理の習慣が必要とされる。