読み方 : サービスガード

Serviceguard

概要

Serviceguardとは、米HPE社が開発・販売している、システム障害によるサービス停止を防いで可用性を高めるクラスタリングソフト。サーバの障害を検知し、自動的に予備機へ処理を引き継ぐことで、業務停止時間を最小限に抑えることができる。
Serviceguardのイメージ画像

複数の物理サーバ仮想マシンを一つのグループ(クラスタ)として管理する。メインで稼働しているサーバに障害が発生すると、瞬時にこれを検知し、待機していた別のサーバ実行権限データを移行させる。この「フェイルオーバー」処理はわずか数秒で実施され、利用者はサーバの切り替えを意識することなく、継続してサービスを利用できる。

データの整合性を保護する機能に優れており、切り替え時にデータが破損したり消失したりすることを防ぐ堅牢な設計となっている。近年ではクラウド環境やハイブリッド構成にも対応しており、オンプレミスサーバークラウド上のリソースを組み合わせた冗長化も可能となっている。

同社のUNIX系OSである「HP-UX」またはLinuxで稼働するサーバで利用することができる。主に「ミッションクリティカル」と呼ばれる、長時間の停止が許されない金融機関の基幹システムや製造業の生産管理ラインなどの高可用性(HA)システムで採用されている。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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