読み方 : セールスフォース

Salesforce

概要

Salesforceとは、顧客管理システム(CRM)や営業支援システムSFA)をネットサービスとして提供する、米国の大手ソフトウェア、クラウドサービス企業。本社は米カリフォルニア州サンフランシスコ。1999年に元オラクルOracle)のマーク・ベニオフ(Mark Benioff)氏が創業し、日本では2000年から活動している。
Salesforceのイメージ画像

創業初期からソフトウェアをWebアプリケーションとして自社システム上で構築し、インターネットを通じて顧客に使わせるSaaSSoftware as a Service)型の事業モデルの草分けとして知られる。創業以来、長らく「Salesforce.com」(セールスフォース・ドットコム)の企業名およびブランドを展開してきたが、2022年に「Salesforce」に改称した。

主力のサービスは営業支援の「Sales Cloud」(セールスクラウド)、顧客サポートの「Service Cloud」(サービスクラウド)、マーケティング支援の「Marketing Cloud」(マーケティングクラウド)、ECサイト構築の「Commerce Cloud」(コマースクラウド)などで、これらのサービスブランドの中でさらに機能や業種ごとに多数のサービスが提供されている。

初期にはアプリケーション自体を提供するSaaS型の事業が中心だったが、2007年には同社のデータセンターで顧客が持ち込んだアプリケーションを実行することができる「Force.com」(フォースドットコム)サービスを開始、PaaSPlatform as a Service)事業に参入した。現在は「Salesforce Platform」(セールスフォースプラットフォーム)のブランド名で、Force.comから改名した「Lightning」(ライトニング)および2010年に買収した「Heroku」(ヘロク)などを展開している。近年では、データ解析・視覚化サービス「Tableau」や、ビジネスチャット「Slack」など、オンライン上でビジネスサービスを展開する有望なベンチャー企業を次々に買収・統合している。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。