SSMS【SQL Server Management Studio】
概要

Windows環境で利用され、「SQL Server」およびクラウドサービスの「Azure SQL Database」などに接続して操作することができる。利用者はグラフィカルな操作画面を通じてデータベースやテーブル、ビュー、ストアドプロシージャなどのオブジェクトを参照・作成・変更することができる。
SQL文の作成・編集・実行を行うためのSQLエディタが備わっており、「Transact-SQL」(T-SQL)と呼ばれる同社独自の拡張SQLの記述により、クエリの実行やデータの取得、更新処理を行うことが可能である。実行結果は表形式で表示され、クエリのパフォーマンス分析や実行計画の確認にも対応する。
また、データベースサーバの状態監視やログの確認、バックアップと復元、セキュリティ設定、ユーザー権限の管理といった運用作業も行える。ジョブスケジューリング機能を利用して定期的な処理を自動化することも可能である。
これらの機能はGUI操作とSQLコマンドの双方から利用でき、開発者と管理者のいずれにも利用されるツールとして広く普及している。組織内で複数のサーバを運用している場合には同時に接続して統合的に管理することができ、オンプレミスのSQL Serverと同社のAzureサービス上のデータベースをまとめて管理することもできる。
「SQL Server 2005」の登場とともに2005年にリリースされ、それ以前の「Enterprise Manager」と「Query Analyzer」という二つのツールを統合する形で誕生した。当初はSQL Serverのインストールメディアに同梱されていたが、現在は同社サイトから独立した無償ツールとして配布されており、SQL Serverのバージョンに依存せず最新版を利用できる。