読み方 : ローテーション

Rotation【Rotate】

概要

Rotationとは、機械学習におけるデータ拡張手法の一つで、学習に用いる画像データを様々な角度で回転させて新たな学習データとするもの。同じ被写体について様々な傾きで写っている様子を学習することができる。
Rotationのイメージ画像

データ拡張機械学習に用いる学習データに加工を施して新しい学習データを生成する手法である。データの意味を保ったまま量や多様性を増やし、過学習を抑えて未知データに対する精度(汎化性能)を向上させる効果がある。

Rotationは画像を学習するモデルに適用される拡張手法の一つで、画像の中心を軸に一定の角度だけ回転させ、被写体が様々な傾きで写っている画像を生成してモデルに与える。実際の環境では画像内での被写体の向きは一様ではないため、傾きに依存しない特徴を学ぶことができる。

回転させる角度はあらかじめ決めた固定値を用いる場合と、決められた範囲内でランダムに設定する場合がある。対象やタスクによって、どのような向きや傾きにも対応したい場合は0度から360度まで様々な回転が行われるが、文字や数字の認識などでは過度な回転によって意味が変わってしまう場合があるため、角度に制限を設ける場合がある。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。