読み方 : レミナ

Remmina

Remminaとは?

Linux向けのオープンソースのリモートデスクトップクライアント。ネットワーク越しに別のコンピュータへ接続し、手元の端末から画面表示と遠隔操作を行う。複数の通信プロトコルに対応した統合型クライアントとして、Linux環境で広く利用されている。
Remminaのイメージ画像

対応プロトコルRDPVNCSSH、SPICE、SFTP、X2Goなど多岐にわたる。WindowsリモートデスクトップにはRDPLinuxなどUNIX系OSの機器の管理にはSSHVNCが用いられることが多く、いずれも同一のインターフェースから操作できる。プロトコルごとの専用クライアントを使い分ける必要がないため、複数のサーバや端末を管理するシステム管理者に適している。

接続先の情報は「プロファイル」として保存できる。接続先アドレスやユーザー名、認証方式、画面解像度などを記録しておくことで、同じ機器へ繰り返し接続する際の操作を簡略化できる。タブ表示にも対応しており、複数の接続先を一つのウィンドウ内で切り替えながら利用できる。

接続時にはクリップボード共有やファイル転送、全画面表示への切り替え、解像度の動的変更といった遠隔操作向けの機能も利用できる。各プロトコルへの接続機能はプラグイン構造になっており、必要な機能だけを組み込む構成になっている。基本システムを軽量に保ちながら、利用者の環境に応じた構成に最適化することができる。

従来、Linux環境ではプロトコルごとに個別のクライアントソフトを使い分ける必要があり、接続情報の管理や操作の統一が課題となっていた。Remminaはこれらの接続機能を一つのソフトウェアに集約することを目指して開発された。GTKツールキットで実装されているためGNOMEデスクトップ環境との親和性が高く、現在ではUbuntuFedoraなど多くのディストリビューションのパッケージリポジトリから入手できるようになっている。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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