読み方 : レストコンフ

RESTCONF

RESTCONFとは?

ネットワーク機器の設定や状態情報をHTTPで取得・変更するためのプロトコルIETFによってRFC 8040として標準化されており、Web APIと同様の作法でルータやスイッチなどの機器を操作できる。
RESTCONFのイメージ画像

通信にはHTTPSを用い、データ形式はJSONまたはXMLから選択する。操作にはHTTPメソッドを利用し、設定の取得にはGETメソッド、新規作成にはPOSTメソッド、置き換えにはPUTメソッド、部分変更にはPATCHメソッド、削除にはDELETEメソッドを使う。アクセス先はURLで表され、特定の設定値や状態情報に直接アクセスできる構造になっている。

データモデルの定義には「YANG」(Yet Another Next Generation)を用いる。これはネットワーク機器の設定項目や状態を構造的に記述するモデリング言語で、RESTCONFはこのYANGモデルに従ってリソースのURIを構成する。標準モデルとメーカー独自モデルの両方が存在し、機器によって対応するモデルの範囲が異なる。

主な用途はネットワーク機器の設定自動化や管理システムとの連携であり、PythonなどのスクリプトからHTTPリクエストを送るだけで機器を操作できる。CI/CDパイプラインへの組み込みや、SDN環境での機器制御にも活用されている。

RESTCONFは従来からある「NETCONF」の概念を継承しつつ、HTTPRESTの作法に沿って再設計されたプロトコルである。NETCONFSSHTLSの上でXMLデータを送受信する方式で、厳密なトランザクション管理や大規模な一括設定に適している。一方、RESTCONFはWeb技術との親和性を重視した構成であり、特定の状態を素早く取得したり、外部の管理システムやWebツールと連携したりする用途に向いている。両者は同じYANGモデルを共有できるため、環境や目的に応じた使い分けが可能である。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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