読み方 : オクタ

Okta

概要

Oktaとは、企業などの組織が利用する複数のクラウドサービスやアプリのID(アカウント)を一元管理するためのクラウドサービス。また、運営元の米国企業。「IDaaS」(Identity as a Service)と呼ばれる分野の代表的な存在であり、安全かつ効率的なログイン環境を提供する。
Oktaのイメージ画像

利用者のアカウント情報や権限を統合的に管理し、適切な資源へのアクセスを制御する仕組みを「アイデンティティ管理」という。従来は個別のシステムごとにアカウントを作成して管理する方式が一般的であったが、クラウドサービスの普及に伴い、複数の外部サービスを横断して利用する場面が増加した。

このような環境では、利用者の認証情報を一元管理し、統一的な管理方針でアクセスを制御することが求められる。Oktaはそのためのクラウドサービスを提供しており、一度のログインですべての連携サービスを利用可能にするシングルサインオンSSO)を実現する。利用者が複数のアカウントを使い分ける不便を解消し、パスワードの使い回しなどによるセキュリティリスクも低減する。

組織内でのアカウント管理を円滑に行えるよう、利用者のライフサイクル管理機能も備えている。入社や異動、退職などのイベントに応じて、アカウントの作成、変更、削除を自動化することで、権限管理の効率化と統制強化を実現する。アクセスする場所や端末、時間帯などの状況に応じて、指紋認証ワンタイムパスワードを追加で求める多要素認証MFA)も備えており、高度な本人確認を柔軟に実施できる。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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