読み方 : ノーション

Notion

Notionとは?

文書作成やタスク管理、データベース構築、情報共有などの機能を単一の環境に統合したクラウド型の情報管理サービス。米ノーション・ラボ(Notion Labs)社が提供している。Webブラウザや、Windows・macOS向けデスクトップアプリ、iOS・Android向けモバイルアプリで利用できる。
Notionのイメージ画像

Notionでは「ページ」という単位で情報を管理する。ページ内には文字、画像、表、チェックリスト、プログラムコード断片など多様な要素を自由に配置でき、これら一つ一つを「ブロック」と呼ぶ。ブロックはドラッグ&ドロップで並び替えられるため、目的に応じた独自のレイアウトを柔軟に構成できる。編集画面と閲覧画面は分かれておらず、表示画面上で直接内容を書き換えられる。

データベース機能も主要な要素である。蓄積したデータをテーブル、カンバンボード、カレンダー、ギャラリーなど複数の表示形式で切り替えられ、同じデータソースプロジェクトの進捗管理ボードとして、あるいは月間スケジュールとして表示するといった使い方ができる。タスク管理や案件管理、議事録管理など様々な用途に利用でき、テンプレートを利用して業務環境を構築する例も多い。

複数人で同じページをリアルタイムに同時編集でき、コメント機能や変更履歴機能も備える。外部サービスとの連携にも対応しており、ファイル共有サービス、チャットツール、カレンダーサービスなどと組み合わせて運用されることが多い。Gmailと同期して動作するメールクライアント「Notionメール」を利用すれば、プロジェクト別や優先度別にメールを整理するビューを作成できる。

AI機能の強化も進んでいる。「Notion AI」は文章生成や要約、翻訳、情報検索などを支援する統合型AIアシスタントであり、SlackGoogle Driveなど外部サービスの情報にもアクセスできる。複数のプラットフォームを横断して情報を検索できる「エンタープライズサーチ」、AIがリサーチレポートを自動生成する「リサーチモード」といったビジネス向け機能も提供されている。料金体系は無料のフリープランを含む4段階が用意されており、チームや組織の規模に応じて選択できる。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。