McAfee 【マカフィー】
概要
McAfee(マカフィー)とは、情報セキュリティ関連のソフトウェアや機器、サービスなどを開発・販売する米企業の一つ。同社の一般消費者向けウイルス対策ソフトやネットワークセキュリティソフト自体のことをMcAfeeと呼ぶこともある。シマンテック(Symantec)、トレンドマイクロ(Trend Micro)などとともに世界市場のシェア上位に名を連ねる業界大手の一つで、「マカフィー リブセーフ」(McAfee LiveSafe)「マカフィー アンチウイルス」(McAfee Antivirus)などの個人向けのウイルス対策ソフトやインターネットセキュリティソフトなどが有名。
企業向けの暗号化ソフトやファイアウォール、侵入検知システム、SIEMシステム、クラウドセキュリティシステム、専用機器(アプライアンス)型のハードウェア製品なども展開している。
歴史
1987年にジョン・マカフィー(John McAfee)氏がマカフィー・アソシエイツ(McAfee Associates)社として創業した。日本では1997年に国内企業を買収して子会社化し参入した。
1997年に米ネットワーク・ジェネラル(Network General)社と合併してネットワーク・アソシエイツ(Network Associates)となったが、2004年に社名をマカフィー(McAfee Inc.)に戻した。
2011年には米半導体大手インテル(Intel)社に買収され完全子会社となったが、2017年に株式の過半が投資ファンドに売却され同社傘下を離れた。
(2019.8.29更新)