読み方 : ジャココ
JaCoCo【Java Code Coverage】
概要

テストカバレッジとは、テストコードが対象のソースコードをどれだけ網羅しているかを示す指標である。カバレッジが高いほどテストによって実行されたコードの割合が多いことを意味する。
JaCoCoはJavaプログラムを対象に実行時の通過状況を収集し、命令、分岐、行、メソッド、クラスといった単位でカバレッジ情報を集計する。例えば、あるメソッドが一度も呼ばれていない、条件分岐の片側しか通っていないといった状況を確認できるため、テストの不足箇所を見つけやすい。
JaCoCoは実行時に組み込まれるエージェントとして動作し、テスト中にバイトコードの実行状態を計測することでカバレッジデータを収集する。計測結果はHTMLやXML、CSVなどの形式でレポートとして出力される。HTMLレポートではソースコードが色分けして表示されるため実行された行と未実行の行を視覚的に確認しやすい。
MavenやGradleなどのビルドツールとの統合が容易であり、JUnitやTestNGなどのテストフレームワークとも組み合わせて使われることが多い。また、JenkinsやGitHub ActionsなどのCI/CDパイプラインに組み込んで、カバレッジの自動計測と閾値チェックを行う運用も広く普及している。