読み方 : インテルコアアイファイブ
Intel Core 5
概要
Intel Core 5とは、米インテル(Intel)社のパソコン向けCPU製品ブランド「Intel Core」のうち、中位機種を対象としたシリーズ。デスクトップパソコンとノートパソコンの両方にラインナップされており、一般家庭向けからビジネス向けまで幅広いパソコン製品に採用されている。

Intel Coreブランドはかつて「Core i3」「Core i5」「Core i7」「Core i9」という命名体系を採っていたが、2023年以降の製品から「Core 3」「Core 5」「Core 7」「Core 9」へと改められた。Intel Core 5は旧来のCore i5の後継にあたり、Core 7の下、Core 3の上に位置する。
同じ時期にAI処理専用回路(NPU:Neural Processing Unit)を搭載した「Core Ultra 5」も登場しており、Core 5とCore Ultra 5は別系列の製品として区別される。Core Ultraシリーズはより新しいアーキテクチャを採用した上位系列である。
近年のモデルでは、処理性能を重視した「Pコア」と電力効率を重視した「Eコア」を組み合わせたマルチコア構成が主流となっており、処理の種類に応じてコアを使い分けることで性能と消費電力のバランスを取っている。負荷に応じて動作周波数を自動的に引き上げる「Turbo Boost」に対応するが、引き上げ幅は上位モデルのCore 7やCore 9より抑えられている。動作クロックやL3キャッシュ容量も上位モデルより控えめで、その分消費電力が低く価格も廉価である。
多くのモデルには「Intel Graphics」シリーズの統合GPUが内蔵されており、グラフィックスカードを別途用意しなくても映像出力や一般的な映像処理が可能である。ただし、高いグラフィックス性能を求めるゲームや映像制作用途には外付けGPUとの組み合わせが一般的である。一部のモデルは企業向けのリモート管理機能である「vPro」へ対応し、法人向けのパソコン製品に組み込まれている。
(2026.7.9更新)