読み方 : インテルコアスリー
Intel Core 3【Intel Core i3】
Intel Core 3とは?
米インテル(Intel)社が製造・販売するパソコン向けCPUの製品シリーズの一つ。同社の「Intel Core」ブランドに属し、その中ではエントリークラスに位置付けられる。デスクトップパソコンおよびノートパソコンに広く採用されている。

Intel Coreシリーズは性能帯に応じて「Core 3」「Core 5」「Core 7」「Core 9」に分かれており、数字が大きいほど上位モデルとなる。Core 3はその中で最も廉価なグレードである。コア数やキャッシュ容量、動作クロックなどのスペックは上位グレードより控えめに設定されており、その分消費電力が少なく、製品価格も抑えられている。Web閲覧、文書作成、表計算、動画視聴といった一般的な用途には十分な性能を備える。
搭載するコア数は世代や型番によって異なるが、2コアまたは4コアの製品が多い。グラフィックス処理回路を標準で内蔵しているモデルが一般的であり、別途ビデオカードを用意しなくても画面出力や映像再生が可能である。一方、動作クロックを自動的に引き上げる「Turbo Boost」機能や、企業向け管理機能(vProなど)には非対応の製品が多い。
2010年頃に「Core i3」の名称で市場へ投入された。以降、世代ごとに「第○世代」と呼ばれる改良が重ねられており、製造プロセスの微細化や命令セットの拡張によって、性能と電力効率が継続的に向上してきた。製品型番に含まれる数字の最初の1〜2桁が世代を示しており、例えば「Core i3-1215U」は第12世代にあたる。同じCore 3であっても世代によって性能差は大きく、具体的な型番や世代を確認することが製品選定の際には重要となる。
なお、同社は2023年以降に製品ブランドの見直しを進めており、新製品の一部では「Core i3」に代わり「Core 3」という表記が用いられるようになった。ただし、既存製品や市場では引き続き「Core i3」の呼称が広く用いられており、パソコンの仕様表などでも一般的な名称として定着している。