読み方 : エイチケーエルエム

HKLM【HKEY_LOCAL_MACHINE】

概要

HKLMとは、Windowsレジストリを構成する主要なルートキーの一つで、コンピュータ本体に関する設定情報を格納する領域。利用者ごとではなく、そのコンピュータを使用するすべての利用者に共通して適用される設定項目が格納される。
HKLMのイメージ画像

Windowsの「レジストリ」(registry)とは、システムやアプリケーションが用いる設定情報を格納した特殊なデータ保管領域で、Windowsシステムが管理している。膨大な項目が階層項目に整理されており、HKLMは最上位階層の「ルートキー」(root key)の一つである。

HKLMにはインストールされているソフトウェアの情報や周辺機器のドライバ設定、システムの起動に関わるパラメータなど、オペレーティングシステム(OS)やハードウェアの動作を左右するデータが収められている。Windowsは起動時や周辺機器の接続時に、この領域の情報を参照してシステムを初期化する。

レジストリエディタでHKLMを開くと、内部にはいくつかのサブキーが存在する。ハードウェアの構成情報を扱う「HARDWARE」、インストール済みソフトウェアの情報を管理する「SOFTWARE」、システムの起動やドライバに関する設定を保持する「SYSTEM」などが代表的なサブキーであり、Windowsの動作中に絶えず参照されている。

レジストリの内容はソフトウェアのインストール時などに自動的に行われ、基本的には利用者が個別に内容を確かめたり変更することはほとんどない。レジストリエディタコマンド操作により値を直接編集することもでき、システムの挙動を細かく調整することが可能である。HKLM配下の情報はOSの根底を支える設定が多く、誤った変更を加えるとシステムが正常に起動しなくなったり、動作が不安定になったりする恐れがあるため、管理者が他に方法が無い場合に限って書き換えることが多い。

(2026.7.3更新)
 
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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