Googleマップ【Google Maps】
Googleマップとは?

地図の表示形式は多彩で、道路や建物を図式化した通常表示のほか、衛星・航空写真への切り替えや、都市部での3D表示にも対応している。地図は拡大、縮小、視点移動の操作に応じて動的に読み込まれ、紙の地図のように表示範囲が区切られていない。「ストリートビュー」モードでは専用車両が撮影した360度のパノラマ写真を通じて実際の街並みを確認でき、現地に赴かずとも周辺の様子を把握することができる。
検索機能では、住所や地名、店舗名や施設名、業種などの語句から場所や施設を探せる。検索結果には地図上の位置とあわせて、営業時間や電話番号、公式サイトのURLなどが表示される。利用者が投稿した写真や口コミ、評価も蓄積されており、訪問前の情報収集に活用されている。時間帯別の混雑予測や周辺の駐車場情報など、細かな補助情報も確認できる。
経路案内(ナビゲーション)機能もあり、出発地と目的地を指定すると移動ルートが自動計算される。徒歩、自転車、自動車、公共交通機関、タクシー、シェアサイクルなど多様な移動手段に対応し、それぞれの手段について所要時間や距離を提示する。リアルタイムの渋滞情報や電車の運行状況も反映されるため、状況に応じた経路の選択が可能である。鉄道やバスの利用時には路線名や乗換駅、発着時刻も表示され、スマートフォンアプリではGPSと連動した音声ナビゲーションも利用できる。
地図データは衛星・航空写真や各国の公式地図データをもとに構築されており、AIや機械学習を活用して画像から道路標識、建物の輪郭、店名などを自動判別することで、更新の頻度と精度を高めている。一般の利用者による情報投稿や修正提案の仕組みもあり、「ローカルガイド」プログラムの参加者が写真投稿や口コミ執筆を通じてデータの充実に貢献している。事業者は「Googleビジネスプロフィール」を通じて自社の店舗情報を登録・管理できる。
外部のプログラムから機能を呼び出すための規約(API)も公開されており、開発者が自社のWebサービスやアプリに地図機能を組み込むことができる。配送管理システムや不動産情報サイトなど幅広い分野で活用されており、商用利用には利用量に応じた料金が発生する。地図上で場所を保存・一覧表示する機能や、オフライン利用のための地図ダウンロード機能なども備わっており、日常の移動から業務用途まで多様な場面で利用されている。