読み方 : ジェンスパーク

Genspark

概要

Gensparkとは、生成AIを活用して情報検索や知識整理を支援するAIサービスの一つ。利用者の質問やテーマに基づいて複数の情報源を整理し、要約された形で提示する。2023年設立の米メインファンク(MainFunc)社が開発・提供している。
Gensparkのイメージ画像

従来の検索エンジンのように単にWebページの一覧を表示するのではなく、生成AIによって関連情報をまとめた「Sparkpage」(スパークページ)と呼ばれる知識ページを生成する。利用者が特定のテーマや質問を入力すると、システムはインターネット上の情報を参照しながら内容を整理し、概要、関連項目、参考情報などを一つのページとして構成する。複数のサイトを個別に閲覧しなくても、主要な情報をまとめて理解できるようになっている。

大規模言語モデルLLM)と呼ばれる生成AI技術が利用されており、自然言語の理解や文章生成によって検索結果を要約・構造化することができる。利用者の質問内容を解析して関連性の高い情報を抽出し、テーマごとに整理された説明文を生成するため、従来の検索結果よりも読みやすい形で知識を提示できる。生成された内容には元になったWebサイトへのリンクや追加情報が付与されることがあり、必要に応じて元の情報源を参照できるよう設計されている。

近年では、単なる「検索」に留まらず、ドキュメント作成、データ分析、競合リサーチなど、ビジネスの現場で発生するあらゆるタスクを自動実行する「AIワークプレイス」として進化している。 その中核をなすのが「スーパーエージェント」と呼ばれる機能で、米オープンAIOpenAI)や米アンスロピックAnthropic)社、米グーグル(Google)社といった主要なAIモデルを開発する各社の最新モデルを統合し、タスクの内容に応じて最適なAIモデルを自動で選択・連携させることができる。 音声入力機能「Speakly」により、キーを打鍵せず音声による指示で作業を行わせることもできる。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。