読み方 : ジーピーティーよんてんいち
GPT-4.1
GPT-4.1とは?

他のLLMと同様に、利用者が入力した指示文(プロンプト)に対して学習データから確率的に最適な語句を予測して出力するのが基本的な仕組みである。テキストだけでなく画像も入力として受け付ける「マルチモーダル」構成を持ち、図表の解析や画像中の文字認識にも対応する。知識のカットオフ日は2024年6月で、それ以降の出来事は学習データに含まれない。
コンピュータプログラムのコーディング能力の向上が特に顕著で、同社の内部評価ではソフトウェア開発ベンチマーク「SWE-bench」においてGPT-4oを約21%上回るスコアを記録した。指示追従性も改善されており、複数の条件を含む指示に対して指定した形式や条件に沿った出力を生成しやすくなっている。
一度に処理できるデータ量であるコンテキストウィンドウは最大約100万トークンに拡大されており、大規模なコードベースや長文書類を一度に処理した上での分析・要約が可能である。複数ファイルにまたがるプログラムの理解など、従来モデルでは扱いにくかった大規模な入力にも対応する。
「GPT-4.1」「GPT-4.1 mini」「GPT-4.1 nano」の3モデルが同時にリリースされており、性能とコストのバランスで用途が異なる。標準モデルのGPT-4.1は複雑なコード生成や長文読解など高度なタスク向けで、GPT-4.1 miniはGPT-4o miniの後継として全ChatGPT利用者に提供されている。GPT-4.1 nanoは最も軽量で、低遅延が求められる用途に向く。OpenAI APIを通じて外部システムへの組み込みも可能であり、チャットボットや問い合わせ対応、自動コーディング支援など業務システムへの活用が進んでいる。