読み方 : エバーピュア

Everpure【Pure Storage】

Everpureとは?

フラッシュメモリのみを使用したストレージ製品を専門に手がける米国のIT企業。2009年にカリフォルニア州マウンテンビューで創業し、現在はニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場している。2026年2月に社名を「Pure Storage」から「Everpure」へ変更した。
Everpureのイメージ画像

コンピュータデータを保存する装置をストレージと呼ぶ。長年にわたり、磁気ディスクを回転させてデータを読み書きするハードディスクがその主流であった。これに対し、フラッシュメモリを用いたストレージ半導体メモリを応用したもので、アクセス速度が格段に速く、可動部を持たないため振動や衝撃にも強いという性質がある。

同社が創業した2009年当時、フラッシュメモリはすでに存在していたが非常に高価であり、企業向けストレージの主力は依然としてハードディスクだった。サーバ仮想化の普及やアプリケーションの処理要求の増大を背景に、同社はフラッシュストレージをより多くの企業が導入できるよう、コストを抑えた製品の普及を追求してきた。

主力製品には、ブロックストレージ向けの「FlashArray」と、ファイルオブジェクトストレージ向けの「FlashBlade」がある。いずれもハードディスクを搭載せず、すべての記憶媒体フラッシュメモリで構成した、いわゆる「オールフラッシュ」構成である。データ重複排除圧縮をリアルタイムで処理する機能を備えており、実際に保存できるデータ量を物理的な容量よりも大きく確保できる仕組みになっている。

運用管理面では、「Purity」と呼ばれる独自のストレージOSと、クラウド経由で複数の機器をまとめて監視・管理できる「Pure1」というサービスを提供している。また「Evergreen」という保守プログラムにより、導入後も一定期間ごとに最新のコントローラへ無償で交換でき、システムを止めずにアップグレードできる設計となっている。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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