読み方 : ディーアイエスエム
DISM【Deployment Imaging Service and Management tool】
概要
DISMとは、Windowsのシステムイメージを保守・修復・構成変更するためのコマンドラインツール。システムの展開や障害復旧の現場で広く利用されている。

Windowsを長期間使用していると、予期せぬエラーや強制終了などが原因で、OSを構成する重要なシステムファイルが破損することがある。DISMは破損を検知し、Windows Updateやインストールメディアから正常なファイルを取得して修復することができる。システムファイルチェッカー(sfcコマンド)と併用されることが多い。
また、Windows環境の構成を変更することができ、Windowsの機能を有効化または無効化したり、デバイスドライバを追加したり、言語パックを統合することができる。Windowsのインストールイメージ(.wimファイルなど)を作成・編集することもでき、システム管理者はこれを利用して、組織内で配布するパソコン用の標準イメージを作成して効率的に展開することができる。稼働中のOSに対してだけでなく、オフライン状態の仮想ディスクファイル(.vhd、.vhdxなど)に対しても操作を行える。
DISMはWindows 7以降の環境に標準で含まれており、コマンドプロンプトやPowerShellから実行する。グラフィカルな操作画面は存在しないため、一般的な利用者による日常的なWindows操作で用いるツールではなく、管理者によるメンテナンスや緊急時などに用いることが想定されている。