読み方 : ディーシーアイエムフォルダ

DCIMフォルダ【Digital Camera Images】

概要

DCIMフォルダとは、デジタルカメラやスマートフォンで撮影した画像や動画を保存するために、システムが自動的に作成するフォルダ。主にSDメモリーカード内部ストレージルート直下に作成され、内部の画像ファイルの命名ルールなども決まっている。
DCIMフォルダのイメージ画像

DCIMフォルダや内部のフォルダ構造、保存する画像のファイル名は、JEITA電子情報技術産業協会)が策定した「DCF」(Design rule for Camera File system)という標準規格に基づいている。メーカーや機種を問わず、撮影したデータを決まった規則で保存することで、機器間の互換性相互運用性を高める役割を果たす。

例えば、C社のデジタルカメラで撮影したSDメモリーカードをE社のプリンタに差し込んだり、パソコンに取り込んだりした際に、機器が迷わず写真データを見つけ出せるのは、この共通のフォルダ構成、ファイル命名ルールがあるためである。

DCIMフォルダの内部には、「100ANDRO」「101CANON」のように、100~999の重複しない3桁の数値と5文字の英大文字・アンダーバーを繋げた名前のサブフォルダが作られ、その中に実際の画像ファイルが格納される。画像ファイル名も「DSC_0001.JPG」のように、4文字の英大文字・アンダーバーと、撮影順を表す4桁の連番数字(0001~9999)で命名する。

システム間の画像の受け渡しは、フォルダの階層構造と命名ルールが遵守されていることを前提に自動処理されるため、利用者が勝手にフォルダ名を書き換えたり、写真を別の場所に移動させたりすると、転送や再生ができないトラブルの原因となる場合がある。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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