読み方 : コントロールブイ
Ctrl+V【Command+V】⌘+V
Ctrl+Vとは?

現代のオペレーティングシステム(OS)の多くは、データを一時的に保管するメモリ領域として「クリップボード」という仕組みを備えている。アプリケーション上で文字や画像などのデータを選択状態にして「コピー」(複製)操作を行うと、内容がクリップボードに記録される。
この内容を現在の編集位置に呼び出す操作が「ペースト」(貼り付け)で、多くのシステムではCtrl+Vがこのペースト操作に割り当てられている。例えば、テキストエディタや文書編集ソフトであれば、Ctrl+Vを押すと現在のカーソル位置にクリップボードのテキストデータを流し込む。画像編集ソフトならば画像データを、ファイルマネージャではファイルやフォルダを同じように呼び出すことができる。
文書編集ソフトなどでは、文字列をコピー操作すると文字データだけでなく設定されたフォントや文字色、装飾などの書式情報ごとクリップボードに保存される場合があり、通常のペースト操作では書式を含めて呼び出される。一部のソフトではテキストのみを取り出して貼り付ける操作に「Ctrl+Shift+V」というショートカットを用いる場合がある。
Ctrl+Vをペースト操作に最初に割り当てたのは1983年に米アップル・コンピュータ(Apple Computer、現在のApple)社の「Lisa」とされ、そのユーザーインターフェースをデザインしたラリー・テスラー(Larry Tesler)氏によると、「V」はキャレット(^)を逆さまにした形で、当時のテキストエディタで挿入位置を示す記号だったからとされる。