読み方 : コパイロットスタジオ
Copilot Studio
概要

エージェントの開発は、画面上の視覚的な操作を中心に進める。対話の流れや回答内容を設計し、社内文書やWebサイト、データベースなどを知識ソースとして指定すると、生成AIが自然な文章で回答を生成する。
AI普及以前のチャットボットのように想定問答を細かく登録しなくても、指定した知識ソースを基に様々な質問へ対応できる仕組みが用意されている。近年のバージョンではOutlookメールやTeamsメッセージも知識ソースとして活用できるようになっている。
外部システムとの連携機能も備えており、同社のPower AutomateやPower Appsなどのサービスと接続することで、質問への回答だけでなく申請処理や通知送信、データ更新といった業務処理もエージェントから実行できる。APIを持たないシステムに対しては、画面上の操作を自動化する「コンピューターの使用」(Computer Use)機能によって連携できる。作成したエージェントはTeamsやWebサイトなど複数のチャネルに展開可能で、Microsoft 365 Copilotに組み込んで機能を拡張する用途にも利用される。
もともとはルールベースのチャットボット開発ツール「Power Virtual Agents」として提供されていたが、生成AIの普及を受けて2023年にCopilot Studioへと刷新された。その後も継続的な機能強化が行われており、複数の処理を計画して順番に実行する自律型エージェント機能や、AIモデルの選択肢の拡充、ガバナンス・監査機能の整備などが進められている。
(2026.7.13更新)