読み方 : コードインタプリタ

Code Interpreter【Advanced Data Analysis】

Code Interpreterとは?

OpenAI対話型AIChatGPT」に追加された拡張機能の一つで、利用者が自然言語で指示を出すだけで、AIが自動的にPythonコードを生成・実行し、その結果を回答として返す仕組み。プログラミングの知識がなくても高度なデータ処理や計算を行える。
Code Interpreterのイメージ画像

通常の対話型AIは文章として回答を生成するだけであり、計算や処理は内部での推論に留まる。一方、Code Interpreterはクラウド上のサンドボックス環境でコードを実際に動かすため、複雑な計算や論理的な処理も正確に実行できる。実行環境は外部から隔離されており、他のシステムへの影響はない。

CSVExcelファイルの集計・加工、グラフや図の生成、画像ファイルの変換・編集、テキストデータの分析、機械学習モデルの実行などの作業を扱うことができる。利用者がファイルアップロードして指示を出せば、AIがコードを生成して処理し、結果を画面に返す。生成されたコードはいつでも確認でき、処理の手順を検証することも容易である。

処理の過程でエラーが発生した場合、AIが自動的に原因を特定してコードを修正し、正しい結果が得られるまで実行を繰り返す。利用者のコンピュータに開発環境を構築する必要はなく、対話画面から指示を入力するだけでデータ処理が完結する。ただし、外部ネットワークへのアクセスや実行時間には制限が設けられており、一般的なサーバ環境と同等の自由度を持つわけではない。

2023年7月にChatGPT Plusの有料プラン向けに一般公開され、同年後半に「Advanced Data Analysis」という名称に変更された。ただし「Code Interpreter」の呼称は広く定着しており、現在も一般的に使われている。GPT-4モデルを基盤としており、機械学習用ライブラリや数値計算ライブラリも利用可能なため、簡易的な分析基盤として活用されることもある。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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