読み方 : クロードハイク
Claude Haiku
Claude Haikuとは?

Claudeシリーズは性能・用途に応じて「Opus」「Sonnet」「Haiku」の3系統に分かれている。Opusが最上位の高性能モデル、Sonnetが汎用高性能モデルにあたり、Haikuはその中で処理速度の速さと運用コストの低さを重視した位置づけにある。大規模な推論よりも、定型的な問い合わせ対応や大量アクセスの並列処理に向く。「Haiku」の名称は日本の俳句にちなんでいる。
大規模言語モデル(LLM)を基盤としており、入力されたテキストの文脈を解析して適切な応答を生成する。単純なキーワード一致ではなく文全体の意味や前後関係を考慮するため、会話形式の利用にも対応できる。日本語を含む複数言語の処理能力を備えており、文書要約やデータ分類、メール文面の生成といった用途でも活用される。
2026年5月時点の最新版は「Claude Haiku 4.5」である。旧世代の高性能モデルであるClaude Sonnet 4と同等のコーディング性能を、3分の1のコストかつ2倍以上の速度で実現している。Haikuシリーズとしてはじめて拡張思考(Extended Thinking)に対応しており、遅延を抑えながら多段階の推論も行える。
利用方法はClaude API経由でソフトウェアから呼び出す方法のほか、Amazon BedrockやGoogle Cloud Vertex AIなどのクラウドサービスからも利用可能である。対話的な操作インターフェース「Claude.ai」のWeb版やモバイルアプリ版では無償プランでも利用できる。安全性の評価では同社のモデル群の中で最もアラインメントが高いとされており、危険物質の製造に関するリスクが限定的であることを示す「ASL-2」にも分類されている。