Bing
Bingとは?

2005年に同社のWebポータル「MSN」の一部として「MSN Search」の名称で開始された検索サービスが前身である。翌年には「Live Search」へと改名し、操作体系の刷新や検索機能の強化が行われた。その後も継続的な改良を重ね、2009年に「Bing」として独立サービスとなった。日本では2010年7月に正式サービスが開始された。
Bingの検索結果ページには、キーワードに関連するWebサイトの一覧だけでなく、画像や動画、ニュースといったカテゴリ別のタブも用意されている。また、検索内容に応じて関連情報をまとめたスナップショットが上部に表示されることもあり、目的の情報を素早く把握しやすい設計となっている。2010年には当時のWebポータル大手、米Yahoo!の検索機能にもBingの検索エンジンが採用された(ただしYahoo! JAPANはGoogleを採用)。
2023年2月、Bingには同社が提携する米OpenAI社の大規模言語モデル(LLM)を活用したAIチャット機能「Bing Chat」が搭載された。 この機能はリアルタイムでWebを参照しながら回答を生成でき、従来の検索エンジンとは異なる形で情報を提供できる。2023年11月には「Microsoft Copilot」へと名称が変更され、OpenAIが提供するGPT-4を活用した高度な会話や文章生成に対応するようになった。
AI関連機能の「Copilot」へのブランド再編に伴い、Windows 11への「Copilot in Windows」としての提供や、Microsoft EdgeおよびMicrosoft 365との連携が強化された。 Windowsのタスクバーの検索機能からも直接Bingの検索結果を呼び出すことができ、単独の検索サービスに留まらず同社のエコシステム全体を横断する検索基盤としての側面も持つようになっている。近年の世界シェアは安定して約1割程度と見られており、最大手の米グーグル(Google)社には大きく及ばないものの、グローバルな二番手サービスとして一定の存在感を保ち続けている。