BeReal【ビーリアル】
BeRealとは?

1日に1回、ランダムな時刻に通知が届き、受け取った利用者は2分以内にスマートフォンの前面カメラと背面カメラを同時に起動して写真を撮影・投稿するよう促される。撮影のタイミングはアプリ側が決定するため、準備した場面や特別な瞬間ではなく、その時の現実がそのまま記録される。
その日の友人の投稿を閲覧するには、自分自身がその日の投稿を完了していなければならない。2分を過ぎてから投稿することも可能だが、遅延した時間が他の利用者に表示される。通知が来ると前日までの投稿は自動的に見えなくなるため、投稿の公開時間は24時間以内となる。なお、2分以内に投稿するとボーナスとしてその日の投稿可能枠が計6枚までに増加する。
フィルターや画像加工の機能は備わっておらず、撮影した写真はそのまま投稿される。リアクション機能は「RealMoji」(リアルモジ)と呼ばれ、絵文字の代わりにその場で撮影した自分の顔写真で反応を示す仕組みである。こうした制約の積み重ねが、一方的な「覗き見」ではなく、相互に現状をさらし合う関係性を生む。
2020年のサービス開始後、2022年のApp StoreとGoogle Playの無料ランキング上位に立て続けにランクインし、若年層を中心に世界的な急拡大を遂げた。日本でも同年から2023年にかけて10~20代に広がり、全世界の月間アクティブユーザー数は一時数千万規模に達したと報告されている。
「映え」や過激な行動で競うように周囲の注目を集めることが常態化している従来のSNSとは一線を画し、過度な演出や承認欲求から距離を置いた等身大のコミュニケーションの場として若い世代に支持された。一方、利用者側では通知・投稿のタイミングを変更できないため、学校の授業中や勤務先での就業中など不適切な時間や場所で周囲の様子を撮影して投稿してしまうトラブルが絶えない。