読み方 : ビーよんサイズ

B4サイズ【B4判】B4用紙

概要

B4サイズとは、日本産業規格(JIS)で定められた用紙サイズの一つで、257mm×364mmのこと。折り込みチラシや楽譜、帳票など大判の印刷物に用いられるほか、IT分野ではプリンタ複合機の対応用紙サイズとして参照される。
B4サイズのイメージ画像

B4サイズの寸法は短辺257mm、長辺364mmである。A4(210×297mm)より一回り大きく、B5(182×257mm)の2枚分の面積に相当する。折り込みチラシや試験の問題用紙、設計図面、工程表など、A4では収まりきらない情報を扱う用途に多く採用されている。二つ折りを想定した見開きレイアウトもよく用いられる。

JIS用紙規格のB列では、隣り合うサイズが面積で2倍または2分の1の関係になるよう設計されている。B4を2枚並べるとB3、半分に折るとB5となる。縮小・拡大印刷でも縦横比が変わらないため、B5との間でのサイズ変換が容易である。

IT分野では、プリンタ複合機の対応用紙サイズとしてB4の表記が登場する。文書作成ソフト表計算ソフトでもページサイズの選択肢として用意されており、大きな表や図版を等倍で出力する際に指定される。家庭用プリンタはA4までを標準対応とする機種が多く、B4への印刷はオフィス向けの複合機レーザープリンタで対応することが一般的である。

なお、国際規格のISO 216にも「B4」というサイズの規定があるが、これは250mm×353mmで、JISのB4とは寸法が異なる。日本国内で単に「B4」と呼ぶ場合はJIS規格の寸法を指すのが一般的である。JIS B列の寸法体系は明治時代の美濃紙に由来するとされ、1929年に国の規格として制定された。現在では国際標準を取り込んだAシリーズのサイズの方が一般的となっている。

(2026.7.8更新)
 
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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