読み方 : オースコード

AuthCode

概要

AuthCodeとは、ドメイン名の登録事業者(レジストラ)を変更する際に必要となる認証用の文字列。移管元のレジストラが発行し、移管先のレジストラへ提出することで、正規の手続きであることを確認する。
AuthCodeのイメージ画像

ドメイン移管とは、現在契約しているレジストラから別のレジストラへ、ドメイン名の管理を引き継ぐ手続きである。移管を申請する際にAuthCodeの提出が求められるため、コードを知らない第三者が無断で移管を実行することはできない。

AuthCodeはドメイン名ごとに発行される文字列であり、アルファベットの大文字・小文字や数字、記号などを組み合わせたランダムな構造をしている。発行方法はレジストラによって異なるが、管理画面から取得できる場合が多い。再発行を申請すると、以前に発行されたコードは無効になる。

手続きの流れとしては、まず移管元のレジストラからAuthCodeを取得する。次に移管先のレジストラの申請フォームでドメイン名とともに入力し、コードが一致すると移管手続きが開始される。その後、ドメインの登録者メールアドレスへ確認メールが届き、承認操作を経て移管が完了する。なお、移管ロック(レジストラロック)が有効な場合は、ロックを解除しなければAuthCodeを取得できない。

AuthCodeには有効期限が設定されていることが多く、発行から一定期間が経過すると無効になる。このため、移管作業の直前に取得するのが一般的である。また、ドメインの種類によっては移管制限期間が設けられており、その期間中は正しいAuthCodeを入力しても移管できない場合がある。

AuthCodeは秘密情報として扱われるべきものであり、第三者へ不用意に知らせると意図しない移管申請に利用される恐れがある。レジストラ側も、管理画面でのみ表示する、一定時間経過後に再発行する、本人確認を経て通知するなどの方法で管理している。ドメイン名Webサイトや電子メールの運用基盤となる重要な資産であるため、管理権限が他者に渡るとサービスが停止する深刻な被害につながる。

(2026.7.7更新)
 
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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