読み方 : アマゾンオーロラ

Amazon Aurora

概要

Amazon Auroraとは、米アマゾンドットコム(Amazon.com)社のクラウドサービスAmazon Web Services」(AWS)のサービス品目の一つで、リレーショナルデータベース(RDB)をサービスとして利用できるもの。高い性能と可用性を備え、既存の標準的なオープンソースデータベースと互換性がある。
Amazon Auroraのイメージ画像

AWS上で動作するデータベースであり、利用者は同社のデータセンターデータを預けて利用する。MySQL互換版およびPostgreSQL互換版が提供されており、既存のMySQLPostgreSQL向けアプリケーションやツールを大きく変更せずに移行できる設計となっている。

従来のデータベースでは、データ処理とストレージが密接に結び付いていることが多いが、Amazon Auroraではこれらを分離したアーキテクチャを採用している。データは分散ストレージ層に自動的に複製され、地理的に離れたデータセンター群であるアベイラビリティゾーンAZ)にまたがって保存される。利用者は特に操作や設定をしなくても、装置の故障などでサービス停止データ喪失が起きるのを避けることができる。

管理を同社が請け負うマネージドサービスであり、バックアップの作成やソフトウェアの更新、セキュリティパッチの適用といった煩雑な作業も自動で行われる。ストレージ容量はデータの増加に合わせて最大128TB(テラバイト)まで自動的に拡張され、事前に将来の容量を予測して契約する必要がない。利用者はデータベースの管理という負担から解放され、アプリケーションの開発やデータ分析といった本来の業務に専念できる。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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