読み方 : ピーワイファイル / パイファイル
.pyファイル【.py file】
概要

ファイルの内容は人間が読み書きできる文字データで構成されており、メモ帳などの一般的なテキストエディタでも表示・編集できる。実際の開発では、構文の色分けや補完機能を持つVisual Studio CodeやPyCharmなどの専用エディタで編集することが多い。
Pythonは標準の言語処理系がインタプリタであるため、あらかじめ機械語へ変換する工程は不要である。実行時にはインタプリタが.pyファイルのコードを先頭から順に解釈しながら処理を進める。コマンドラインから「python ファイル名.py」と入力する方法が一般的で、統合開発環境(IDE)の実行ボタンから起動することもできる。
.pyファイルはプログラムを直接実行するスクリプトとして使うほか、関数やクラスをまとめたモジュールとして他の.pyファイルから呼び出す用途でも利用される。大規模なプログラムの開発では機能ごとに複数の.pyファイルへ分割し、インポート機能で連結して全体を構成することが多い。関連する.pyファイルをひとつのディレクトリにまとめてパッケージとして管理する仕組みもある。
なお、インタプリタは実行時に.pyファイルをもとに.pycファイルを作成し、「pycache」ディレクトリ内に保存する場合がある。これは機械語に変換しやすい中間言語(バイトコード)に変換されたプログラムで、次回以降の起動を高速化することができる。変換は自動的に行われるため開発者や利用者は通常は意識する必要はなく、直接編集するものではない。
(2026.7.12更新)