読み方 : ドットピーピーケーファイル
.ppkファイル【PuTTY Private Key】

SSHでは、パスワードの代わりに公開鍵暗号方式を用いて利用者を認証する方法が広く使われている。この方式では、利用者が秘密鍵と公開鍵の対を生成し、公開鍵を接続先サーバに登録しておく。接続時には手元の秘密鍵を用いて暗号学的な応答を行い、サーバ側が登録済みの公開鍵で検証することで本人確認を行う。
.ppkファイルはこの秘密鍵を保存するための形式の一つであり、Windows環境で利用されるクライアントソフトPuTTYの独自ファイル形式である。内部には鍵の種類、公開鍵情報、秘密鍵本体、コメントなどが含まれる。必要に応じてパスフレーズを設定し、ファイル自体を暗号化して保存することもでき、ファイルが第三者に盗み取られても内部の秘密鍵を守ることができる。
.ppkファイル形式はPuTTYのほかに、WinSCPやFileZillaでも使われている。他のSSHクライアントではOpenSSH形式の鍵ファイルが一般的に用いられるため、OpenSSH形式の秘密鍵をPuTTYで使用する場合や、逆に.ppkファイルを他の環境で利用する場合には、付属ツールである「PuTTYgen」などを用いて形式変換を行う必要がある。