読み方 : シーエスファイル

.csファイル【.cs file】

.csファイルとは?

米マイクロソフト(Microsoft)社が開発したプログラミング言語「C#」(シーシャープ)のソースコードを記録したテキストファイル拡張子「.cs」は「C Sharp」の略である。
.csファイルのイメージ画像

C#はJavaに似た文法を持つオブジェクト指向言語で、Windowsアプリケーション、Webサービス、業務システム、ゲームなど様々なソフトウェアの開発に用いられる。.csファイルの中身は人間が読み書きできる文字情報であり、コンピュータへの命令やデータの処理手順がC#の文法に従って記述されている。オブジェクト指向の設計上、クラス単位でファイルを分けるのが一般的で、大規模な開発では数百から数千の.csファイルを組み合わせて一つのソフトウェアを構成する。

.csファイルはそのままでは実行できない。コンパイラと呼ばれる変換ソフトが記録されたソースコードを解析し、コンピュータが実行しやすい中間言語のコードへと変換する。C#アプリケーションの配布は中間コードの状態で行われ、実行環境によって実際のコンピュータで動作するネイティブコード変換、実行される。これらの処理はMicrosoftのプログラム開発・実行環境である「.NET」(ドットネット)上で行われる。

.csファイルの編集にはメモ帳などの汎用テキストエディタも使えるが、実際の開発では「Visual Studio」や「Visual Studio Code」といった統合開発環境IDE)が用いられることが多い。これらのツールは文法の誤りを自動検出したり、次に入力すべきコードを候補として表示したりする機能を備えており、作業効率を高めることができる。チーム開発では変更履歴を記録する仕組みと組み合わせ、複数人が同じファイルを編集しても矛盾が生じないよう管理される。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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