読み方 : はいれつようそ
配列要素【array element】
概要

プログラミングにおいて、同じ種類のデータを大量に扱う際、一つずつ別々の名前を付けて管理するのは非効率である。そこで、「配列」(array)という連続したメモリ領域を確保し、その中に要素を並べて格納する手法が取られる。配列として並べて格納された、個々の要素が配列要素である。
各要素には「添字」(インデックス)と呼ばれる番号が割り振られており、この番号を指定することで特定の要素を読み書きすることができる。多くのプログラミング言語では、この添字は「1」からではなく「0」から始まるため、最初の配列要素はインデックス0で参照される。例えば、C言語やJavaなどでは添字を [] (角括弧)で表し、 a[0] という記述は配列aの最初の要素を、a[1] は2番目の要素を指し示す。
配列要素には通常の変数と同じようにデータ型が定義され、数値や文字列、あるいは複雑なオブジェクトなど、様々な型のデータを格納できる。ただし、言語仕様によって、一つの配列内のすべての要素が同じデータ型でなければならない制約がある場合と、要素ごとにバラバラの型で構わない場合がある。
プログラム内では、ループ処理(繰り返し操作)を用いてすべての配列要素に対して順番に同じ計算を行ったり、特定の条件に合致する要素を検索したりする操作が頻繁に行われる。また、多次元配列では配列要素が配列となる入れ子構造になっており、二次元配列では行と列の2つの添字を用いて各要素を指定する。