読み方 : せきにんぶんたんマトリックス
責任分担マトリックス【RAM】Responsibility Assignment Matrix/責任分担表
概要
責任分担マトリックスとは、プロジェクトや業務における作業項目と関係者の役割を対応付けて整理した表。各作業に対して誰が責任を持ち、誰が関与するのかを明確にするために用いられる。

一般的な形式として、縦軸に業務や作業の項目、横軸に関係する部門や担当者を配置し、それぞれの交点に役割や責任の種類を記号や略語を書き入れていく。特定の作業について誰が実行責任を持つのか、誰が意思決定を行うのか、誰が協力や情報共有の対象となるのかを一目で把握できるようになる。
組織内の役割分担を可視化し、責任の所在を明確にするための管理ツールとしてプロジェクト管理や業務運営で広く利用されている。プロジェクトでは複数の関係者が関与することが多いため、責任の重複や空白を防ぐための手段として有効とされる。
代表的な手法として「RACIチャート」がよく知られる。これは、担当者の役割を、「R」(Responsible:実行責任者)、「A」(Accountable:説明責任者)、「C」(Consulted:相談先)、「I」(Informed:報告先)の4種類に分けて、各メンバーに割り当てていく。Rは実際に作業を行う担当者、Aはその成果に最終的な責任を負う承認者、Cは意思決定前に意見を求められる関係者、Iは結果の報告を受ける関係者をそれぞれ指す。
関連用語
資格試験などの「責任分担マトリックス」の出題履歴
▼ 基本情報技術者試験
【令7修7 問41】 表は,RACIチャートを用いた,ある組織の責任分担マトリックスである。条件を満たすように責任分担を見直すとき,適切なものはどれか。