読み方 : がめんせっけい
画面設計
概要

入力欄やボタン、メニュー、メッセージ表示といった画面上の要素について、それぞれの配置と動作を定める。情報の優先度や視線の流れを考慮しながら、利用者が迷わず操作できる構成を目指す。
成果物として「画面設計書」や「画面仕様書」が作成される。設計書には画面の骨組みを示す「ワイヤーフレーム」などの簡易な図が含まれることが一般的で、発注者や利用者は完成後のイメージを視覚的に確認できる。開発者にとっては実装の仕様書となる。
画面設計の対象は画面内の要素配置だけでなく、ボタン操作や条件分岐による画面間の遷移ルール、エラー表示や入力チェックのタイミングなども設計範囲に含まれる。また、表示内容の一貫性や用語の統一も求められ、操作導線全体が設計の対象となる。画面設計で定めた仕様はそのままプログラミングの指針となるため、後工程への影響が大きい。必須入力項目の定義といった細かな仕様まで文書化が求められ、曖昧な設計は開発中の手戻りや仕様の認識齟齬を生む原因になりやすい。
従来、情報システムの操作画面は提示された選択肢から一つを選んだり、キーボードで文字や数字を入力する方式が一般的だったが、グラフィカルな操作画面(GUI)の普及によって表示や操作の方式が多様化し、画面設計の重要性が増している。近年ではスマートフォンやタブレット端末の業務への導入に伴いタッチ操作や多様な画面サイズへの対応も求められ、アクセシビリティやユーザー体験(UX)の観点も設計に含まれるようになっている。
(2026.6.24更新)