読み方 : こうせいプロファイル
構成プロファイル【configuration profile】
概要

配布方法には、電子メールでの送付やWebサイトからのダウンロード、モバイルデバイス管理(MDM)を通じた遠隔配信などがある。利用者が受け取ったプロファイルは「設定」アプリからインストールする必要があり、ダウンロードしただけでは端末の設定には反映されない。
インストール済みのプロファイルは、「設定」の「一般」から「VPNとデバイス管理」を開くことで内容を確認できる。不要になった場合は同じ画面から削除でき、その際は関連付けられたネットワーク設定やメールアカウント、証明書なども合わせて削除される。法人が所有する端末では、管理者が削除操作自体を制限している場合もある。
構成プロファイルは大きく二つの用途で使われている。一つは企業や学校などにおける端末の一括管理で、Wi-Fiやメール、VPNの接続情報、機能制限などをまとめて配布し、多数の端末に同一の環境を短時間で用意することができる。もう一つは格安SIM(MVNO)を利用する際の通信設定で、データ通信の接続窓口となる「APN」(Access Point Name)の情報を組み込むために事業者が配布するプロファイルをインストールする。
構成プロファイルで設定できる項目の中には、APNの接続先などiOSの通常の設定画面からは変更できないものも含まれる。本来は端末を販売する通信キャリアが定める項目だが、構成プロファイルを使うことでこの内容を上書きできる。米アップル(Apple)社では、信頼できる提供元以外から配布された構成プロファイルのインストールには注意するよう案内している。不明な提供元のプロファイルには通信設定や証明書などが含まれる場合があり、意図しない設定変更に繋がる恐れがあるためである。
(2026.7.23更新)