読み方 : えだばん

枝番【branch number】

枝番とは?

基となる番号に追加して付与する補助的な番号。同一の分類や関連する項目を細分化して識別するために用いられる識別番号である。主番号の後ろにハイフンピリオドなどで連結し、派生項目や追加分を区別する。
枝番のイメージ画像

例えば、文書管理では仕様書の改訂や追補を行う際に元の番号を維持したまま内容の追加や変更を示すために枝番が付与される。番号「10」に対して「10-1」「10-2」といった形で追加すれば、元の項目に属する関連資料であることを保ちながら個別に識別できる。

また、部品表や在庫管理では同一製品の色違い、仕様違い、ロット違いなどを区別するために用いられることがあり、基礎となる製品番号の下位に派生品を整理できる。帳票や契約書、図面番号などでも同様の考え方が採られ、元番号の体系を崩さずに項目を増やすことができる。

ソフトウェア開発の分野では、バージョン番号に枝番の概念が応用されている。「バージョン7.6.5」における「6」や「5」はそれぞれ上位の番号に対する枝番であり、機能追加やバグ修正の段階を細かく表現するために階層化されている。

枝番の表記方法は分野や用途により異なり、ハイフンのほかスラッシュ(/)、ピリオド(.)、括弧などが使われる場合もある。桁数を固定することで並び替えを容易にする運用や、階層的に「100-01-02」のように多段の枝番を用いる例もある。このような番号体系では、上位番号ほど大まかな分類を示し、後ろに続くほど細かな区分を示す構造になる。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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