読み方 : じっそうラム
実装RAM
実装RAMとは?

RAMはCPUが処理するデータやプログラムを一時的に保持するための記憶装置で、この容量が大きいほど、複数のアプリケーションを同時に実行したり、大容量のデータを扱ったりする際の動作が滑らかになる。実装RAMの量は、機器の実際の使用感に直接影響を与える要素の一つである。
「実装RAM」という呼び方は、マザーボードやシステムが対応できる最大RAM容量(最大搭載容量)と区別するために用いられる。例えば、マザーボードが最大64GBのRAMに対応していても、実際に4GBのモジュールしか取り付けていなければ、実装RAMは4GBとなる。
デスクトップパソコンやノートパソコンでは、メモリモジュールを追加・交換することで実装RAMを増やせる機種も多い。一方、近年のスマートフォンやタブレット端末、薄型ノートパソコンなどでは、RAMチップが基板に直接はんだ付けされていたり、CPUに統合されて提供される仕組みのものが多くあり、その場合は後から変更できない。
オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションが動作するために必要なRAM容量は年々増加する傾向にある。実装RAMが不足すると、OSはストレージをRAMの代替として使用する「仮想メモリ」の仕組みを活用するが、ストレージへのアクセス速度はRAMより大幅に遅いため、動作の遅延が生じやすくなる。