読み方 : へんこうかんりいいんかい

変更管理委員会【CCB】Change Control Board

変更管理委員会とは?

プロジェクトにおける変更要求を審査、承認、却下する権限を持つ意思決定機関。スコープやスケジュール、コスト、品質などに影響を及ぼす変更を組織的に管理するために設置される。
変更管理委員会のイメージ画像

システム開発などのプロジェクト進行中には、要件追加や設計修正、スケジュール見直しなど多様な変更が提起される。これらを個別に担当者が判断すると、範囲の拡大や品質低下、コスト増大を招きやすい。変更管理委員会は変更要求書や影響分析資料を基に、範囲や費用、納期、品質など複数の観点から検討を行い、正式な決定として記録する。判断結果は関係者へ通知され、計画や成果物へ反映される流れとなる。

構成メンバーはプロジェクトの規模や種類により異なるが、一般的にはプロジェクトマネージャ、顧客側代表(スポンサー)、品質保証担当、技術責任者などが含まれる場合が多い。変更の内容によっては専門分野の担当者が追加で参加することもある。会議は定例で開催される場合と、重要な変更要求が提出された際に臨時で招集される場合がある。

変更管理委員会が承認した変更は、プロジェクト計画書やスケジュール、予算などの関連文書に反映される。この一連のプロセスは「変更管理プロセス」と呼ばれ、PMBOKなどのプロジェクトマネジメントの標準的な知識体系にも記載されている。議事録や決定履歴は変更管理台帳として保管され、後の追跡や監査に利用される。変更の履歴を記録・追跡することで、後から「なぜその変更が行われたか」を説明できる状態を保つことができる。

資格試験などの「変更管理委員会」の出題履歴

▼ ITパスポート試験
令7 問40】 変更管理委員会が設置されているプロジェクトで変更要求が発生した場合の記述として,最も適切なものはどれか。
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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